2018年1月5日金曜日

編んでるお婆ちゃんのひとりごと

編んでるおばさんはこのお正月に、素敵な山里おばあちゃまに巡り逢いました。

山里おばあちゃんへの憧れは、まず山形の母方の祖母にあります。
二番目は義母(山梨の主人の母・・怒った顔を思い出せない、笑うとすぐ目に涙がたまってしまうやさしい義母)
三番目はアメリカの絵本作家「ターシャー・チュウダ―」
四番目は民芸の北林谷栄さん「阿弥陀堂だより」のあの山の中のお婆ちゃん。

私が福島、佐原に移住を決めたのは福島への被災支援ですが、「浪江町」の仮設住宅があるという佐原を訪れた日、その山や畑に吸い込まれていく自分を感じたからでした。
埼玉に帰る新幹線の中でもう決意は決まっていて、四か月後にはもう福島に「編んでるシアター館」を移設し活動を始めました。


佐原の編んでるお婆ちゃんになりたい!の想いは思わぬ病で頓挫かなあ、
お医者さんからは「薬が効いてはいるが体の中では高い数値が、」と言われたばかり。
周りからも帰っておいで、と心配され、そんなときに借りたビデオの「西の魔女が死んだ」のお婆ちゃんに出会えました。
忘れかけていた山里に住むお婆ちゃんの枯葉のような注ぎ落した姿勢に憧れがまた燃えます。

いつかは終わりが来るとしても、その終わりに皆さんに迷惑をおかけすることなく生きて、 静かにそっと絵本の世界を編み続けるお婆ちゃんとして生きていければと、も少しよろしくと、佐原の皆さんに手を合わせるような思いです。
初夢ー実はこんな風な家が欲しいのです












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