2016年8月10日水曜日

福島市市民活動サポートセンターからの取材をお受けして

編んでるシアターの取材を受けることは何度かありましたが、こちらで資料を用意してそれに沿って、が多かったのですが、今回は少し違いました。
福島の現状を教えていただきながら、私自身の思いも確認することができました。
福島に来て、これをやりたいと考えていたものが無理であったり、これならできそう、というものが新たに浮かび上がり、それらを一枚の板にのせて客観的にみることがなかなかできませんでしたから。
そんな中で「子どもたちに伝えたいことは?」と問いかけられて、はた、と思考が止まってしまいました。
東日本大震災が起きて、編んでるシアターをスーツケースに詰め込んで、先ずは宿泊先が確保できた気仙沼に単身行ったときは、とにかく子どもたちに笑顔になってもらいたいと思っていました。
その気持ちに変わりはありません。けれど、四年の被災地訪問、移住して8か月、いつの間にか、若いお母さんの方が気になっています。
お母さんに編んでるシアターにふれて笑顔になってもらいたい、そして、その笑顔と優しさを子どもに向けられる毎日であってほしい、という思いになっています。

「編んでるシアター館」を作ったとき、知人が「コンパスの軸をずらすな!」と書いてくれました。
これを肝に銘じて改めて編んでるおばさんが「子どもたちに伝えたいこと」は、
「絵本をひらいてみよう!」

編んでる牧場のうしさん家族


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