2007年10月22日月曜日

うれしいこと

近くの会場での「編んでるシアター」を頼まれました。年金講座の前座です。そこへ珍しく主人が参加するというのです。今まで私が出るならオレ行かん、といっていた人でした。
「お月さまってどんなあじ?」を居合わせたこどもたちに手伝って貰いながらの楽しい読み聞かせになりました。終わって主人が「いいよぅ、いつも会合発表形式の声でやるのかと思ってたけど違うんだー」と感激した様子。うれしかった、とっても・・・。どちらかというと冷たく聞こえるらしい私の声。そういえば普通の朗読の時とは何か違う、のは自分でも感じていたこと。その何かを形的に言い表すとしたら「編んでる・・」の時は胸を開けて声が出て行く・・のです。腹式呼吸とか胸式呼吸とかの前に胸がつっと熱くなってそして声が出て行くのです。意識して始めたことではなく、初めからそうしていたのか、あ、違うと思います。きっとあのことがかかわっていると思います。
何年前かイトーヨーカ堂の店内の「読み聞かせ」を聞いたことがあります。何人かの方が交替で担当しているようでしたがその日読んでくださったその方の、声といい、表情といい、とても優しかったのです。母親に抱かれているような安心感でひと時をすごしました。・・・そう、「編んでるシアター館」はそれが根っこです。お母さんが子供を連れておばあちゃんちに行って絵本をみるっていうのが・・・。

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